大学卒業後、「部分床義歯学」という、歯が一本以上ある人の義歯を研究する教室に在籍しており、また、生化学という分野がもう一つの研究分野でした。 約3年ばかり、母校の東京医科歯科大学　医学部第一生化学教室　中尾研究室で研鑽をつませていただき、論文の読み方をたたき込まれた記憶があります。 この時期に基礎学問と臨床とを結びつけて治療に向かう姿勢を学んだ時期でした。 そして今の私の立ち位置はそこにあると思っています。 なるべく歯を残し（むし歯、歯周病、根の治療を行いつつ）、持続可能な作りもの（再治療も含めて）を考える、という姿勢です。 インプラント治療も行っていましたが、今は紹介させていただいております。 予後の管理に対して長くは対応できない（私に残された医療人生は２０年はない、笑）と考えたのが発端です。 当院の治療の根幹にあるのは美しい歯、歯肉、骨の再構築であり、その崩壊の防止予防です。年齢は関係ありません。「歯は残せる」とわかったときから投資の対象となります 。 丈夫な骨に支えられた、いつまでも美しい歯、歯肉でいる為にその人にあったプランニングを提供し、実践していきたいと考えております。 必要と考えたのでしょう、きっと、口腔内画像を管理するソフト、歯周病の記録・管理するソフト、窓口会計ソフト、アポイント管理ソフト、各種医療連携ソフト、すべて使い勝手のよいようにFileMaker Proで作成しております。現場の忙しさに対応する手段です。 私たちのビジネスモデルは、医療設備投資を行い、償却していくものです。新しい機器で購入可能なものは対応し続け、医院の能力充実を図っていきます。 患者さんの「微笑みの蘇り」に真摯に向き合いたいと心から思っております。 【略歴】 1978年　山口県立徳山高等学校卒業 1985年　東京医科歯科大学　歯学部を卒業 同年6月　昭和大学　歯学部部分床義歯学教室の助手として勤務 1991年　8月5日　神奈川県川崎市中原区宮内1-8-3 ハウズクリニック4Fに、にかもと歯科医院開設 2007年〜2012年　神奈川県歯科医師会　情報処理委員会　委員 2012年〜現在まで　日本歯科医療管理学会　情報委員会　委員 2015年〜現在まで　　日本歯科医療管理学会　認定医取得 2013年 神奈川県歯科医師会　医療管理委員会　委員 2016年~2019　同委員会　委員長 日本歯科医療管理学会　医療情報委員会　所属　認定医 日本歯科補綴学会　所属 ​ 川崎市中原区歯科医師会　副会長 東京医科歯科大学歯科神奈川同窓会　専務理事